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自分らしく暮らし、孫たちが集う家

昔ながらのLDKのキッチンとダイニングを一体的な空間に再構成し、
廊下をLDKに組み込み、畳スペースを日常使いのリビングとすることで、
広く明るい暮らしの場へと生まれ変わった。
併せて、耐震性能、温熱性能、省エネ性能、バリアフリー性能など、
住宅としての性能も向上させたリフォームの事例。

暗く閉鎖的な独立型のキッチンから間仕切りを撤去。採光を確保しつつ、造作家具とシステムキッチンを上手く組み合わせることで、調理や家事がストレスなくおこなえるようになった。

掃き出し窓は、断熱性能の高いサッシに交換。既設の窓は、内窓を設置することで断熱性能を確保している。十分な収納ができたことで、キッチンと一体となった家事ができるダイニングスペースが完成した。

和室の茶の間を無垢のフローリング(チーク材)張りとし、温水式の床暖房を敷設。耐震壁を残しつつ、下がり壁を撤去して大壁仕様のリビングとなり、ダイニングへと伸びやかに続く空間の繋がりができた。

リビングの入口を変えて、廊下をリビングとして取り込むことにより収納と仏壇の場所を確保。行き止まりだった廊下は、部屋の一部となり、空間的にも温熱的に快適さを向上している。

家具職人による造作家具。ウォールナットとナラを組み合わせた材料のアンサンブル。既設の平面の寸法限界を超えて快適さを確保するには、自由度の高い造作家具の選択は必須となる。チークの床板と相まって上質で落ち着いた雰囲気のキッチンとなった。

劇的に変化したLDK空間。大規模なリノベーションにより、構造性能や温熱性能を確保しながら、住まい手ならではの終の棲み処を生み出すことができた。

Before
After